ノーカントリー
原題はNO COUNTRY FOR OLD MEN
年配者にとって住みよい国は無い。
コメディ的要素の強い犯罪映画を撮ってきたコーエン兄弟のほとんど笑えない怖い映画。
笑ったのは「服を着てる、着てない」のあとのシーンだけでした。
生真面目な殺し屋(というか殺人鬼)の怖さはまるでターミネーターのようで
血まみれの人を見てもさして心配するでもなく、おこづかい稼ぎにしか興味のない本筋とは関係のない若者のほうが、病んだ社会を象徴してるようである意味一番リアリティがあったかもしれません。
はじめに出てくるコイントスのシーンのような、精神的に追いつめる演出はさすが!と思いましたが、あまりに残酷なシーンが多くて。あの低音と金属音の混じった嫌な音にはずっと耳をふさいでました。
目はあけてましたけどネ(ノ∀`)
by chiering2
| 2008-04-23 23:57
| 写真以外の趣味